Winegrapes

ワイン用ブドウ
 

高品質なワイン用ブドウを目指して

city farmのヴィンヤードで栽培しているワイン用ブドウの品種をご紹介します。
現時点での栽培品種のため、今後変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。

Merlot
(メルロー)
代表的な赤ワイン用品種で、世界中で広く栽培されています。適応範囲が広く、国内でも各地で栽培されており、欧州系赤品種では生産量最多です。
熱帯地域となりつつある山梨の耕作放棄地で何が栽培できるか、何をつくりたいか?・・・メルローしかないと思いました。
Chardonnay
(シャルドネ)
代表的な白ワイン用品種で、世界中で広く栽培されています。土地や栽培の仕方で様々なスタイルのワインにもなる万能選手です。
多雨と高温のセットではやっぱり厳しいかもしれません。(どちらかだけなら頑張れます) 水はけの良い土壌と、山梨県北杜市白州で寒暖差のある土地でブドウづくりをしています。
Sauvignon blanc
(ソーヴィニヨン・ブラン)
白ワイン用品種で、シャルドネに次ぐ国際品種です。赤品種のカベルネ・ソーヴィニヨンはこの品種とカベルネ・フランの交配と判明しています。(1996年)
国内では優良クローンが手に入らないので、ウイルスが心配ですが、強樹勢を抑えることと、極力ゆっくり成熟させることが目標です。
Cabernet Sauvignon
(カベルネ・ソーヴィニヨン)
最も有名な赤ワイン用国際品種で、できあがるワインはフルボディで特有のタニックがあります。長期熟成の代表格です。
病気には強いのですが、国内では上手な作り手は数少なく、土地を選ぶ品種と言われています。着色のためのグリーンハーベスト(収量制限)と水分ストレスが必須です。
Muscat Bailey A
(マスカット・ベーリーA)
日本産の交配品種で、生食用や赤ワイン用として日本国内第1位の生産量を占めています。
病気に強く、比較的栽培も容易です。基本は早飲みタイプとされていますが、しっかり熟成させれば本格ワインにもなります。
甲州
甲州は世界でも認められる日本固有の品種で、山梨県では広く栽培されています。生食用にも使用されることがありますが、高温多湿な山梨に適したブドウと言われています。
標高900m超えの小淵沢でどんな甲州が育つのか、挑戦ではありますが、いいブドウを作ってみたいという思いが強くあります。
Riesling
(リースリング)
原産地はドイツで冷涼な気候が適しています。しっかりとした酸が特徴で、辛口や甘口ワイン、スパークリングにも使用されます。
標高が高く冷涼な小淵沢の土地に適している可能性があることと、リースリングを使ったスパークリングを作ってみたいという思いもありました。
Gewürztraminer
(ゲヴェルツトラミネール)
甘いライチや白系の花のような非常に強い華やかな香りが特徴で、冷涼地に適しているといわれています。
小淵沢の冷涼な地域では白品種のブドウをメインに栽培を考えましたが、華やかな香りのトラミネールが小淵沢の土地でどんな味を引き出せるかが、とても楽しみです。
Pinot gris
(ピノ・グリ)
ヨーロッパのグリ系ブドウの代表品種で、ピノ・ノアールの突然変異で生まれた品種と言われています。産地や製造方法で香りや味のスタイルが変わるため、面白い品種です。
病気に強く、果皮もしっかりしているため、比較的栽培しやすい品種だと思います。小淵沢の圃場には適している品種だと思います。
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